R は関数とデータを機能別に分類してパッケージ(ライブラリ)という形にまとめている. どのようなパッケージが用意されているかは, 関数 library() を実行することで知ることが出来る.
標準では以下のパッケージが利用出来る.
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パッケージ名 |
説明 |
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base |
R の基本パッケージ |
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boot |
ブートストラップに関する R(S-Plus)の関数パッケージ |
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class |
Classification に関する関数パッケージ |
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cluster |
クラスター分析用関数パッケージ |
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foreign |
R 以外の統計ソフト ( SAS など) で作成されたデータファイルからデータを読むパッケージ |
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grid |
グリッド・グラフィックス・パッケージ |
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KernSmooth |
カーネル関数による密度推定用関数パッケージ |
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lattice |
ラティス・グラフィックス関数パッケージ |
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MASS |
『Modern Applied Statistics with S』に出てくるデータセットと関数パッケージ |
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methods |
R のオブジェクト用に定義されたメソッドやクラス, プログラミング・ツールのパッケージ |
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mgcv |
多変量平滑化パラメータ推定 (GCV,GAM) パッケージ |
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nlme |
線形混合効果モデル及び非線形混合効果モデル用のパッケージ |
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nnet |
フィード・フォワード・ニューラル・ネットおよび多項式の対数線形モデルパッケージ |
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rpart |
再帰アルゴリズムによる分類と回帰樹(regression trees)に関するパッケージ |
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spatial |
クリギングと点パターン解析パッケージ |
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splines |
スプライン回帰パッケージ |
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stats |
R の統計パッケージ |
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stats4 |
S4 クラスの統計関数 |
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survival |
ペナライズ尤度を含む生存時間解析パッケージ |
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tcltk |
Tcl/Tk へのインターフェースパッケージ |
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tools |
パッケージ開発と管理用ツールパッケージ |
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utils |
R のユーティリティパッケージ |
標準で検索リストに登録されているパッケージ (例えば base ) はそのまま使うことが出来る.それ以外のライブラリを使用するには,パッケージ名を引数とするlibrary(パッケージ名)を実行すれば良い.
library() |
現在読み込んでいるパッケージの一覧を見る
search() |
拡張パッケージのインストール
R-Project の CRAN から拡張パッケージをインストールすることも出来る.日本語によるパッケージの簡単な説明は RjpWiki の CRAN パッケージリストから見ることが出来る.CRAN から特定のパッケージをインストールする場合,まず CRAN の URL を関数 CRAN.packages() で設定した後,関数 install.packages() でパッケージを指定する.以下では例としてパッケージ xtable をインストールしている.
options(CRAN="http://cran.r-project.org")
install.packages("xtable")
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